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運輸安全マネジメント

 

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運輸安全マネジメント

      はじめに

 

                  グループ会社における経営許可の取り消しの行政処分について

  グループ会社で関東圏の一角を担う会社が2019年4月22日  に一般貨物自動車運送事業の

 経営許可の取り消しの行政処分を受けました。グループ全体として、管理機能の強化にむ

 けて、大手シンクタンク系コンサルタント等の外部専門家の協力も得ながら、貨物自動車

 運送事業法及び貨物自動車運送事業輸送安全規則並びに労働基準法を遵守し再発防止に向

 けた取り組みを進めております。またグループガバナンスを強化するため、グループ本部

 主導による運行計画や安全基準の管理強化をはじめとした安全管理体制の見直しを進めて

 おります。

  グループ全体一丸となって信頼の回復に努めてまいりますので、何卒ご理解とご支援を

 賜りますよう、お願い申し上げます。

                              

                                        2020年1月 

                                   代表取締役 横山 立

 

 

運輸安全マネジメントへの取組み

 

1. 輸送の安全に関する基本的な方針

”安全方針” 『徹底した現場主義により安全最優先の経営を目指す』

   経営者は、輸送の安全確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内における

   輸送の安全確保に主導的な役割を果たします。

   経営者は、現場における安全に関する情報を入手し、現場の状況を踏まえ、社員に対し

   『輸送の安全最優先』の重要性を意識付けいたします。

 

 

2. 輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況

”安全目標” 『 改善基準告示の遵守で安全・安心企業を構築 』

         ◆ 労働時間の管理を徹底し、超過勤務のない安全な職場環境を実現する。

   ◆ 安全教育の全社統一により、業界最高峰の安全レベル・運転マナーを目指す。

 

        2019年の結果(2019年1月から12月)

   ◆ 重大事故(自動車事故報告規則第2条)

     重大事故件数 4件 

   ◆ SDカード取得率  

     全社取得率  92.31% 2018年実績 91.42% 0.89ポイントアップ

   ◆ 飲酒運転の根絶

     飲酒運転   1件

    

         2020年の目標(2020年1月から12月)

   ◆ 重大事故(自動車事故報告規則第2条)件数 ゼロの達成

                覚低・脇見・車間不保持・進路変更及び右左折事故の根絶

   ◆ 改善基準告示の遵守 

      改善基準告示の違反件数 ゼロ件 の達成

   ◆ 全従業員 ゴールド免許取得

     SDカードの取得率 95%以上

   ◆ 飲酒運転の根絶

 

 

3. 自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計

自動車事故報告書提出状況(2019年1月から12月)

◆ 2019年8月4日 0時20分 西部運輸㈱

  新東名自動車道下り沼津SA付近において、渋滞中の最後尾の乗用車に追突し、人身事故を発生させ

      た。後日乗用車後部座席の男子死亡。

◆ 2019年9月25日 3時43分 東海西部運輸㈱

  山陽自動車道上り備前付近において、本線に出た状態で停車していた車両に追突する事故を発生させ本

  線上に停止。更に後続の車両が当車両に追突する事故が発生した。後続ドライバー死亡。

◆ 2019年10月9日 3時00分 岡山西部運輸㈱

  新名神高速道路下り線鈴鹿PA入口付近で、右側に停車していた車両に追突する事故を発生させた。

◆ 2019年10月16日 8時10分 西部運輸㈱

  名神高速道路京都南第一出口料金所を通過した後の合流時に接触事故を発生させた。事故処理を行う中

  で酒気を帯びていたことが判明したもの。(運行途中で飲酒)

  

 

4. 監督官庁による行政処分の公示

  

 

処分対象事業所  西部運輸 広島支店 (平成30年7月18日発令の行政処分)

違反事実(適用条項) 基準日車等
【貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条第4項】  

 1.運転者に対して過労運転を防止するための措置が適切に行われていな
かった。

10日車

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第7条第5項】

 

 2.点呼の記録の記載事項に不備があった。

警告

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第8条第1項】  
 3.乗務等の記録の記載事項に不備があった。

警告

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第9条】  
 4.運行記録計による記録を確実に行っていなかった。

警告

                                   処分日数  10日車

 

 処分対象事業所  西部運輸 広島支店 (令和2年8月4日発令の行政処分)

違反事実(適用条項) 基準日車等
【貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条第4項】  

 1.運転者に対して過労運転を防止するための措置が適切に行われていな
   かった。

40日車

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第9条の5項】

 

 2.運転者台帳の作成番号に誤記載があった。

警告

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条第1項】  

 3.運転者に対する指導及び監督を行った旨の日時・場所・実施した者の記載

 がされていなかった。

警告

                                   処分日数  40日車

 

処分対象事業所  西部運輸 山口支店 (令和2年10月6日発令の行政処分)

違反事実(適用条項) 基準日車等
【貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条第4項】  

 1.運転者に対して過労運転を防止するための措置が適切に行われていな
かった。

40日車

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条第6項】

 

 2.疾病のおそれのある乗務員を乗務させていた。

警告

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第7条第1項及び第2項】  
 3.点呼を確実に実施していなかった。

10日車

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条第1項】  
 4.運転者に対する適切な指導及び監督が行われていなかった。

警告

                                   処分日数  50日車

 

処分対象事業所  岡山西部運輸 兵庫支店 (平成31年4月2日発令の行政処分)

違反事実(適用条項) 基準日車等
【貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条第4項】  

 1.自動車運転者のための国土交通告示を遵守していなかった。

20日車

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条第4項】

 

 2.一運行にかかる勤務時間が144時間を超えていた。

10日車

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第7条第1項~第3項】  
 3.点呼が確実に実施されていなかった。

10日車

                                                                                                       処分日数  40日車

 

処分対象事業所  岡山西部運輸 兵庫支店 (令和2年1月14日発令の行政処分)

違反事実(適用条項) 基準日車等
【貨物自動車運送事業法施行規則第6条第1項第1号】  

 1.届出をしないで営業所に配置する事業用自動車の種別ごとの数を変更して

 いた。   

警告

 

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条第4項】

 

 2.自動車運転者のための国土交通省告示を遵守していなかった。

20日車

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第7条第1項~第3項】  
 3.点呼が確実に実施されていなかった。

10日車

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条第1項】  
 4.運転者に対する指導及び監督が不適切であった。 警告

【貨物自動車運送事業輸送安全規則第15条】

 
 5.整備管理者に研修を受講させていなかった。

10日車

                                     処分日数  40日車

 

 

 

5. 輸送に関する組織体制及び指揮命令系統

安全管理規定の安全管理組織図に基づく

安全管理規定

安全管理組織図 

  別表(西部運輸株式会社)

  別表(東海西部運輸株式会社)

 

6. 輸送の安全に関する重点施策

◆ 指導員教育制度

  力量認定された指導員による添乗指導を実施。

◆ 新入社員集合安全研修

  全国を3ブロックに分け、入社時の安全研修を毎月集合研修で実施。

◆ 対面点呼の完全実施

  点呼室において、出発・帰着時の対面点呼を実施し、アルコールチェックはもちろんの事、

  マンツーマンでカウンセリングも実施。

◆ デジタルタコグラフの導入

  デジタコの導入により、改善基準告示に準じた管理及び改善を行う。

◆ 安全パトロールの実施

  定期的な安全パトロールを実施し、安全運行をサポート。

◆ 安全運転講習会による意識の向上

  グループ各事業所で安全運転講習会を年に2~3回開催。

◆ 新入社員フォローアップ研修(入社から6ヶ月間)

  グループをTV会議システムで結び、毎週土曜日に4時間の研修プログラムを実施。

  新入社員は入社から6ヶ月間の研修を受講する。

◆ 安全管理を基本とした内部監査を実施

 

7. 輸送の安全に関する計画

◆ 西部グループ安全週間(年3回)

◆ 安全運転講習会(年2~3回)

◆ 新入社員集合安全研修(3ブロックで毎月開催)

◆ 新入社員フォローアップ研修(入社から6ヶ月間)

◆ 安全パトロールの実施(年30回以上)

◆ 全国安全推進委員会の開催(年3回)

◆ ドライブレコーダー映像によるKYT教育(年5回)

◆ 指導員研修(年2回)

◆ 特別安全講習会(年2回)

◆ 内部監査の実施(年2回)

 

8. 輸送の安全に関する予算等の実績額(2019年)

    

     

安全項目 費用

安全パトロール費用

  パトロール車、指導員人件費、燃料、有料道路料金等

125万円

永年無事故表彰金

  1月6日に表彰(金一封、商品)

1,854万円

無事故キャンペーン褒賞金

  キャンペーン中の無事故達成部署に図書券を贈呈

355万円

運転記録証明書取得費用(年2回)

  1回は助成金を適用

99万円

携帯型アルコールチェッカー導入

  全グループ 追加購入

63万円

据置型アルコールチェッカー保守費用

  全グループ 保守年2回

110万円

ドライブレコーダー

  全グループ追加購入

122万円

デジタルタコグラフ

  全グループ追加購入

269万円

安全管理体制(内部監査含む)に関わる

  コンサルタント費用(8月~12月まで)

1,800万円

 

9. 事故・災害に関する報告連絡体制

緊急連絡網に基づく連絡体制を構築。

災害時は重大事故連絡網に基づく連絡体制を構築。